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これで暫くは大丈夫でしょ
サタン「闇の神級魔法をあっさり使うとは……流石だな」
よせやい、照れるだろぅ
ザグレブ「御呼びでしょうか?……って、サリエ様?!」
サリエ「ハーイ。皆と一緒に食べましょー」
ザグレブ「は、はぁ……」
人化して戻って来たザグレブ
さーてと
ラース「さ、君の『契約』について教えてくれっかい?」
「えっ?あ、はい。でも……」
ラース「言えない?」
「………はい」
ラース「じゃあ、当ててみよっか」
「……え?」
ラース「君の『契約』は、ズバリ!
“魔王を倒したら元の世界に返す”でしょ?」
「!!どう…して…!?」
ビンゴみたいだな
ラース「まぁ、大体予想はついてたし……それで?」
「……その通り…です。……私は」
…ふんふん。なるほどな
えっ?何がって?
この獣人の女の子、半年ほど前に買い物に出掛けた際に、空間の歪みに巻き込まれてこの世界に来てしまったらしい。森の中で迷っていたら、運悪く奴隷商人に出くわしてしまい、魔封石の首輪を付けられ奴隷として転々と売られていた所を勇者一行と出会い、今に至る
って事だ
「彼女達に「元の世界に帰りたかったら魔王討伐に協力しろ」と言われ、今まで付いてきました」
ラース「…で?その言葉を信じてここまで来た訳?」
「……はい。今の私にはこれにすがるしかないんです…」
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