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アス「失望したぞサタン。俺は魔族の中でも、実力的にも人格的にも貴様を認めていたのだがな………まさかこんなバカげた事をするとはな」
サタン「お前は本当にそう考えているのか?」
アス「無論!魔封石の首輪を付けた娘を連れてきたのがなりよりの証拠!」
サタン「馬鹿な。本能だけで生きている獣らしく、考えが単純なんだな。人望が厚く周りから尊敬される『獣王』らしかなる考えだな」
アス「何だと!?」
アーアーあんな事言っちゃってー
アス「許さん!!」
サタン「ふっ!」
ズガアァァァン!!
とうとうバトりだしちゃったよ…
サリエ「あの狼さんの毛皮ー、モフモフしたいわねー」
アンタもアンタで何言っちゃってんの
「……サリエちゃん?」
サリエ「えっ?」
オレンジヘアーの美人さんがサリエさんを見るなり近づいて来た
あれ?サリエさんを知ってる?
「やっぱりサリエちゃんだ!」
サリエ「……!もしかして、シーナちゃん?」
シーナ「久しぶり~!」
シーナちゃんと呼ばれた美人さんはサリエさんと分かった途端、両手を取り喜びだした
サリエ「まさかここで会えるなんてー!突然居なくなって心配したのよー?」
シーナ「ごめんねー。実はね…」
あー、こっちはこっちで……
アーリィ「ママ…この人知ってるの?」
シーナ「知ってるも何も、友達よ。……あ、サリエちゃん、娘のアーリィよ」
サリエ「サリエよ。気軽にサリエちゃんって呼んでね」
アーリィ「あ、はい…」
ラース「あのー…」
シーナ「あら、貴方は?」
サリエ「あ、この子は私の姉の子のラース君よ」
ラース「どうも。それより…」
俺がある所をチョイチョイっと指差す
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