vs勇者一行?…フフフ楽しみだ。

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えっ?何が起きたって? 聖剣が男の方に動いた後、男の勝ち誇った顔に剣の腹で男の両頬をおもっくそ叩いて、剣の柄尻で男の『象徴』をこれまたおもっくそ突いたんだよ。それを何度も でも気が付いた? 擬音語が「コカーン!」とか「コキーン!」みたいな可愛らしい音じゃなくて「ドム!!」っていう、なんとも生々しい音なんだよね だから思わず気の抜けた驚き方になっちまった んで、その結果 「……………」 元勇者、二度目の失神(笑) あっ、満足したのか、聖剣が男から俺の方に来た ちなみにおれは股間をちゃんと押さえてました(笑)(笑) ラース「もう良いのか?」 俺の言葉に緋色の宝石が光る ラース「んで、これからお前はどうするんだ?」 さらに近付いて俺が手を伸ばせば届くくらいの所で止まり、まるで、取れと言わんばかりの状態 ラース「……俺で良いのか?」 キィン! 聖剣が「おう!」と言っているかのように鳴る ラース「じゃあ、よろしくな」 そう言って俺は聖剣を取る。と フォ……… 取った瞬間に俺を中心に風が駆ける 【どうやら聖剣がお主を主と認めたみたいじゃ】 ……〇ルダの〇説? 後ろにいた根っこ達が激しくウネウネ動く 精霊のじいさんの隣に置いていた冥福祈も淡く光る 「よろしく」って言ってるみたいだな うんうん。良いことだ(何が? ラース「はい、また治しまーす」 「ううっ………は!お前!その剣は!?」 ラース「どうやら聖剣はお前じゃなくて俺の所が良いみたいだな」 「そんな……!?」 ラース「これでいい加減、自分が勇者じゃないって認めろよ」 「くそ!くそ!認めない!僕は認めない!たとえ剣じゃなくても彼女達が僕を勇者だと ラース「その姿で?」 「そんなの分からない ラース「いーや分かるさ。何故なら、あの女達は元々は前のお前にでも好意をこれっぽっちも無かったんだからな」 「何!?嘘だ!」 ラース「嘘だったらわざわざ言わねーよ」 「でたらめだ!彼女達は僕や世界の平和の為に魔王の所まで ラース「それはある奴が仕組んだ事なんだよ」
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