神様登場?…変人の間違いじゃないかな?

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俺の目の前では神様ともう一人のイケメン天使が正座をしながら、先程咆哮を放ったイケメン天使に説教を食らっている ちなみに、亀甲縛りで吊るされながら叩かれていたのは神様で、鞭で叩いていたのはイケメン天使『ケルビム』 「貴方達は待つ事も出来ないんですか!?」 カミ「だ、だっt 「だってもクソもありません!だいたい貴方は神なのですよ!?もっと自覚を持ってください!」 ケル「まぁまぁ落ち着i 「ケルビム様もです!天使の上に立つ者でありながら恥ずかしくないんですか!?」 「「………」」 …かれこれ30分は続いてるぞ。これ 俺?説教天使の後ろで体育座りをしていますが? だって話しかけても 「貴方は黙ってて下さい!」 て返されたんだもん 大人しくしてるしかないよね? だけどこのままじゃ先に進まないしな…… 「まったく……」 おっ。これはチャンス ゴウダ「あのさ、その二人も大分反省したんだしもういいんじゃないかな?」 「いいえ!まだまだです!今日という今日は……」 ゴウダ「後は俺に任せてくれないか?ちゃんとその二人には言っとくから」 「しかし………」 ゴウダ「アンタも仕事があるんだろ?先にそれを済ませてからでもいいだろ?」 「……ハァ、分かりました。それでは宜しくお願いします」 自分の仕事を思い出したらしくため息をつきながらこの場を後にする説教イケメン天使 暫く静寂が訪れる…… まるで、嵐が過ぎ去ったあとの静けさだな…… ゴウダ「さてt カミ「アリガトオオォォォ豪堕君!!」 ガシッ! ゴウダ「!!」 沈黙を破った俺に神様が抱きつく ギチギチ…… ゴウダ「ぐ、ぐるぢい……」 カミ「いやぁ、アヤツはいちいち説教が長くてほとほと困ってるんじゃよ!あと三時間は覚悟していたんじゃが……助かったワイ!」 ゴウダ「わ、分がっだ…がら…ばなじで…」 ミシミシ…… 神様のマッスル抱擁によって俺の体が悲鳴をあげる 100年鍛えたのにまるで手で紙くずを握り潰すかの如く俺の体がだんだん締め付けられる
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