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バソー「うぅ……ん、…ラ、ラース?」
「これで良しっと。レーズ」
レーズ「はいラース様。ここに」
俺に呼ばれたレーズはパンとスープが乗っているおぼんをバソ兄に差し出す
バソー「……ラース、レーズさん。いつもすまない」
ラース「気にする事ねぇよ。自分でやりたい事をしているだけだ」
レーズ「私はラース様の命令に従っているだけです。さ、早く」
バソー「……ありがとう。本当に……ウッ、ウゥッ……」
バソ兄は泣きながらもパンとスープを食べ始めた
ラース「……ったく、それにしても実の兄に躊躇いなくやるなんて、『レミア』の奴すっかり変わっちまったな」
さっきまでバソ兄に魔法をぶっぱなしてた少女は正真正銘俺の妹のレミア
えっ?三年であんなに変わるのかって?
それは
五歳の魔属測定日
↓
稀に見ない大量の魔力&光・火・土の三属性
↓
バソ兄の真実と現状&糞親父による偏見洗脳
↓
糞親父2号完成←イマココ
と言う訳さ。……あ、母さんは女神のままだよ。
だってバソ兄の事超心配してるし、何より俺にバソ兄の事頼んだし。マジで母親の鏡だよ
……良くあんな糞と結婚したよね
レミアもこのままだとビッチ候補になるな
……まぁ、どうでも良いことだけどな
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