第一章始まり

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俺はそれから二日位経ってユエの居る病室に向かった中に入ると何かのチューブがあったり呼吸器や包帯を巻いたユエの姿があった、一樹は無言でユエのそばに行った 一「ごめんな…ユエ」返ってくるはずのないのに謝る ?「謝るなら儂の方じゃ」と後ろから声を掛けられた一樹はバッと後ろを振り返ると白衣を着た爺さんがいた 一「何で謝んだよ」 爺「儂は何もできんかったうえにお前さんに酷な選択肢を選ばせようとしておる」と俯きながら言う 一「ユエはもってどのくらいだ?」と静かに言うと爺さんはしばらく考えてから 爺「もって半年じゃが意識は戻らんよ」と言うと一樹は「そっか」と言って上を見てからしばらく考え爺さんの方を見て 一「爺さん…………ユエを楽にしてやってくれ」と頭を下げた
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