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それなのに。。
「分かりました。じゃ電話で話しましょう。」
私はこわいと思いながらも、電話で話すことを了承してしまった。
いつもの私なら有り得ないことだった。
じゃなんでこの時は了承してしまったのか?
というと、それくらい『話をしたかったから』だったと思う。
この頃の私は、自分は独りぼっちだと感じることがよくあった。そして寂しさと虚しさのようなものを感じていた。
この日、誰かと話したいと思った理由は、そうすることで寂しさと虚しさから逃れて、現実逃避をしたかったからだった。
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