とんでもない休日

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「了解、もしそういうことになったらね」 「期待してる」 それだけ言い残して自分の席に行ってしまった。 私も自分のデスクについて荷物をしまう。 「おはよう」 「おはようございます」 声のほうに目を向けると、ちょうど課長が出勤してきていた。 電話では事情を説明したけど、改めて課長のデスクへ。 「課長、おはようございます。先週はご心配おかけしました」 深々と頭を下げる。 「おはよう。おじいさんが何事もなくてよかったな」 「はい」 そしてまたいつもの日常が始まる。 .
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