・ハルキⅠ

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休み時間は、僕は人気のない場所に居るから分からない。 …だからだと思う。 「…ありがとう」 僕の半分の言葉に、シュウは笑顔で答えた。 「本当に、遠慮すんなよ」 …ごめん、シュウ……。 僕は、全身と、胸が痛むのを感じた。 態度も、言葉も、最下層民の僕に対して優しいシュウ。 でも、どうしても。
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