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生活雑貨コーナーに行きズラリと並ぶ避妊具に、亜美は目をそらした。
「どれがいい?」
「そんなの、聞かないでよ!知らない!」
また真っ赤になって声を上げる亜美に、薫は楽しそうに笑い、
「じゃあ、これにしようか」
「もう、なんでもいいよ」
「それじゃあ」
と薫は避妊具を手にレジに進み、亜美は柱の影から恥ずかしそうに遠巻きに眺めていた。
そんな亜美の姿を見ては、薫は楽しそうにクスクス笑っていた。
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