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――――……
亜美と薫は交代でシャワーを浴び、二階の寝室のベッドに腰を掛け天窓から夜空を見上げていた。
「寝室に天窓があるって素敵。
寝ながら星を見れるって最高だよね」
緊張を隠すように明るい声でそう告げた亜美に、薫は俯き黙りこくっていた。
何を黙り込んでいるんだろう?
と顔を覗くと、薫は顔面を蒼白させて、額に汗を滲ませていた。
「薫、どうしたの?」
「わ、悪ぃ、なんか急に……緊張して」
「はあ?」
「手足に震えが来るんだ、マジ、やばい」
薫はそう言って「ほら」と震える自分の手を見せた。
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