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「全快っス!」 あの戦闘から3日間寝たきりであった遊莉が急に起き上がり、ガッツポーズで叫んだ その瞬間に居合せた春莉は驚きの余りコーヒーを吹き出した 「汚いッス!」 遊莉は驚いたように仰け反った 「あ、ああ…すまない」 春莉は慌ててコーヒーを拭いた 「アンタ闘うっスか?」 「私が始めた戦いだから」 春莉は拭きながら答えた 「それに鬼を相手にするなら二人じゃ少ないからな」 「三人でも変わんないっスよ~」 「そうだな」 春莉は苦笑いした 「でも、負担は減る」 「勝手にすればいいっスよ」 遊莉も諦めたように眠った だが、この数分後事態は悪化する
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