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ambuscade1
日本―沖縄
「なぁ、おい?魚取れねーか?」
「無理」
海辺でボーっと寝ている男と魚を釣ろうと釣り針を垂らしている女がいた
「んじゃ、ここら辺のバケモンでも切って食うかね」
「了解」
ちょうどそこに巨大な化物が二人を襲おうと躍りかかった
「おっせーよ」
「鈍重」
男は起き上がり刀を抜いた
刀が横に振るわれた途端化物の巨体はバラバラに刻まれていた
「焼いたら食えるかね」
「不明」
男は刀の血を払い鞘に収めた
「おう喜べー久しぶりの肉だぜー」
「歓喜」
男と女は肉を拾い始めた
そして、男が呟いた
「松崎十本衆は何人生きてんのかね」
男はボサボサな頭を掻きながら呟いた
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