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遊莉はキョロキョロしながら叫んだ 「何処っスかーーー!?」 場所は変わって海辺である 「つまり、三十年間その刀一本で戦い抜いてきたといいたいのか?」 「おうさ」 男は鞘に収まった刀を見せ付けた 「コイツは松崎なんたら郎の十本刀龍雷閃夜朝顔だからな」 「つまり、名刀か」 春莉は内心驚愕していたが顔には出さない この男の実力は春冬と同等かそれ以上ということになる 「焼上」 無愛想な女は焼けた肉を持ってきた 「久しぶりの飯だ」 そして、無愛想な男と女は肉を食べ始めた
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