第1話

西暦2527年

この世界では魔物と人が領土を奪い合っている。
突然、魔物が世界で暴れ初めてもう30年近くたっている。

世界の半分は魔物に侵略された。大陸の魔界との国境では血を血で洗う戦いが繰り返されている。人が魔物を殺し、魔物は、人を喰らう。そんな酷い世界だ。

そして、ドラゴンは人、魔物関係無く襲い、喰らい、焼き尽くす。その絶対的な力は天災と恐れられている。

一進一退の領土の奪い合いの中に勝機を作り出すため、人間界の王「マルクス・ハンク」は、一つの決断を下した。

それは…

人類の中から選抜して特別戦闘集団を結成し、30年前に奪われた領土を奪回しようと考えた。

その戦闘集団の名は「ドラゴンズファイター」

全5班、1班5名で局長「サトシ・ヒジカタ」の管理下で大陸の最前線で待機し大きな戦闘では、重要な役割を請け負う。

そして、この話は第３班班長「リュウ・ウミカゼ」の戦いを話して行こうと思う。