第1話

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「これから我ら第3班はマクシムが緊急事態のため応援にいくことになった。」 「班長、発言いいですか?」 「どうしたダンオ?何かあるのか?」 「はい。俺は、マクシム行くの初めてなんですけど、どのくらいかかりますか?」 「そうだな…普通に行けば2日ぐらいだな。」 「けっこうかかりますね…」 「だが、アスナが運転すると1日でつくから安心しろ!」 「どういうことですか?それは…」 「ってことで、よろしくな!アスナ」 「任せなさい!」 説明しておこう。アスナは普段おとなしく、優しいがハンドルを握ると人が変わる。マシンの限界を破り、タイヤの消費は通常の3倍、とにかく速い。 「そういえば、ダンオって乗り物弱いんじゃなかった?スゲー酔うとか…」 「そうなんっすよ~ランさ~ん…。班長どうにかならないっすか?」 「無理だな」 「えぇ!じゃあジョーさんなら…」 「無理に決まってるだろ!」 「えぇ!…」 「ダンオくん、諦めも肝心ですよ~。」 アスナが笑顔で慰めるが、ダンオはこの世終わりのような顔で身仕度をしている。 「準備が整った奴からマシンに乗り込めよ~時間無いぞ!」 「「「了解」」」
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