第1話

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移動は武装車で行い、魔物の襲撃にいつでも対処できるようにしてある。 今回、移動に使う武装車は機関銃、小型ミサイルなどの軽い装備でスピードの出るアスナお気に入りのマシンだ。 「う~速すぎですよこれ…」 乗り物に弱いダイオはあまりのスピードとアスナの少々荒い運転でぐったりしている。 「情けないな~新人くん、このくらい頑張れや~」 「無理っす…ランさんは楽しそうですね?」 「だって久々の遠征じゃん?ちょー楽しみ!」 「遠足じゃないぞアスナ!もう少し緊張感持てや!」 副班長ジョーの激が飛んだ。 「は~い…副班長だって写真集持ってきてるくせに…」 「アスナ後でシバく」 「なんでですか!?でも、その反応は持って来てるんですね?(笑)」 「くっ…ハメやがったな…」 「なんのことでしょうな?(笑)」 ジョーはだらだらと冷や汗をかいている。どうやら図星のようだ。 「ジョー…没収だ。速くブツを出せ。」 「はい…スミマセンでした。」 ジョーは半泣きの状態でリュウに察しを渡した。その時…
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