2469人が本棚に入れています
本棚に追加
/555ページ
「まぁ、そうなんだろうけど。ちょっと悔しい」
「フフフ……」
肩に乗る友田の頭をポンポンと撫でる。
「綾のしてやったり顔……ちょっとムカつく」
「アハハ」
「こらこら」
スッと肩が軽くなったと感じた次の瞬間、唇に柔らかい感触。
チュっと啄むようなキスが何度も落ちてくる。
「止まらないかも」と苦笑する友田がとてもかわいく思える。
だからつい
「止めなくてもいいんじゃない?」
甘やかしてしまうんだ。
「え?大丈夫なの?」
「うん。先生が激しくなければって良いって」
「……そっか」
ボーッと空を見つめ、何かを考えてる。
「どうしたの?」
「ん?どうしたら激しくならないかとシュミレーション」
「はぁ?呆れた」
トンっと軽く友田を押し退ける。
けど、すぐに腕を引き寄せられて再び腕の中に納まった。
最初のコメントを投稿しよう!