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目が覚めるとそこには白髪赤目の男が居た。
訳がわからずじっとその男を眺めていると男は、ポンと手を打つとお茶を俺に渡してきた。
「意味がわからないよ!何でお茶!?ここの説明じゃないの?!」
「まぁまぁ、お茶でも飲んで落ち着いて」
そういって男はお茶を再び渡してきた。
とりあえず一口飲み、俺が落ち着いたとわかったのか、男は話し出した。
俺が何故ここに居るのかについて。
「簡単に言うと君は神のせいで死にました。でも、その理由は僕が原因って訳ではないんだ。
君の居た世界の紙………神が、君の友人を召喚するために君を殺したってわけ。この召喚は君が考えている通り勇者召喚だね。
で、問題なのは君が死ぬまでの間に人を殺したって事になっているからなんだ。ここまでは理解出来た?」
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