第1話

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「まぁ、デマと言っても、証言者は神だ。 君が人を殺してしまったという出来事は、君が居た世界で起きた事になってしまった。被害者は君の友人。加害者は君。 その世界の神には証言をかえるきはないし、既にその世界では過去の出来事。 人間は『人と過去は変えられない』って言うようだけどそれは神にも同じ事が言えるんだ。 僕がこうやって君に特典をあげるといっている理由にもなるんだけどね。 殺人などの犯罪を犯したものは来世で、試練が待ち受けて居る。 その内容は様々で、生まれてすぐに殺されかけたり、普通より劣るとされたりね。 神の過ちで君は死んだ。 しかし生まれ変わった君には罪償いの試練が降り懸かる。 それは僕としても許しがたいが、変えることの出来ないルールなんだ。」 「だから、受けとって欲しいと。」 「そう。」
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