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「OH!カワカミサン♪かわいい??」
リースがカワカミさんを持ち上げる際に、両腕をのばしたまま前かがみになる。たわわな胸が谷間を強調し、木ノ元を鼻血たらしながら夢中にさせている。
あー、木ノ元、完全に落ちたなw
私は、日村にティッシュを持ってこさせ、木ノ元に渡した。
焦りつつも鼻血を拭う木ノ元が、思い出したような顔をした。
「そういえば、三奈月さん、ここ最近、霊はどんな感じですか?」
「ああ、なんか最近、とある噂がながれているわ」
普通の人がこの会話を聞いたら、きっと、私たちの事を、変人、キチガイ、厨二病などとののしり、蔑むだろう。
しかし、この四人にとっては、これが当たり前なのだ。
なぜなら、私、三奈月有花は、恐ろしいほどの霊感を持つ、霊感探偵なのだから。
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