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美希…?
ドアを開けると、美希がソファーに寝転がっている。
「美希、いつ来たんだよ」
「…えっと。六時くらいかな」
「メールしてくれれば良かったのに。ごめんな、星野先生のお宅でご馳走になってたんだ。駅前の新しいビル、一階が本屋さん。あのビル星野校長のビルなんだって。驚いたよ」
「そう」
美希は俺を見上げ微笑んでいる。綺麗にメイクされた顔、唇は艶々だ。食べてしまいたいくらい可愛い。
思わず美希の体の上に乗り、唇を捕らえた。
「…やだぁ、アランお酒臭いよ。酔ってるでしょう」
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