★黄☆

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「なんだ、てっきり二人でニャンニャンなーんてね」 「ばかっ!」 舞の頭をポコッと叩く。 ていうか、葉月美希、マジで大ピンチかも。 体操服を脱ぎ、急いで制服に着替える。話題を逸らすために、違う話を持ち出す。 「あっ、そうだ。流星がね、今度カラオケ行かないかって」 「流星?花菻高校のイケメン?あの三人組超カッコいいよね」 舞はすでにノリノリだ。 「もちろん行く行く」 結の瞳もキラキラと輝く。 「友子は?」 「どうしようかな。私横田君苦手なんだ。馴れ馴れしいしパス」 「そうかな。そこが素敵なんじゃない。私はタイプだよ」 「私はインテリそうな彼がいいな。優等生っぽくて素敵」 舞は横田君がお気に入りのようで、結は山野君目当て。双子らしく声をハモらせ、キャアキャア盛り上がっている。
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