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全校集会が終わったあと、はなちゃんと真琴には先に部屋に帰ってもらい俺は生徒会長と向き合った。
「で、何の用だ室伏春海」
バ会長ってさぁ、本当一々態度が偉そうでムカつくなぁ。
「会長さんはさっきハナちゃんと何を話してたんですかー?」
「はっ…そのことか。お前には関係のない話だ。俺と優樹2人の問題だからな。」
「会長さん、ハナちゃんと知り合いでしたっけー?図々しく名前呼べるほど」
殺意しか湧かないなぁほんと。
「あぁ、お前ら保護者の知らないと思うが俺様とアイツは昔からの仲だ。」
「でもハナちゃんからそん話一言も聞いた事ないんですけどー、会長さんの妄想話ですか?」
「一々保護者どもに言わなかったって事は、俺様達の関係を知られたくなかったんじゃないか?」
ハナちゃんが俺に…いや、俺達に秘密や隠し事を作れるはずがない。
それにもし、ハナちゃんがバ会長と何処かで知り合って接触していたなら、何らかの情報が俺に入ってたはず。
俺の情報網はそんな安々とくぐり抜けれるほど甘くないよ。
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