プロローグ 『Somebody Rainy Day』

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「時に、秋哉。 何故私が、君をカオス学園に行かせるよう、桜桃くんに働きかけたか分かるかね? ああ、先に言っておくが、普段のような伊達や酔狂では、誓ってそうではないと言える」 「……いえ、分かりかねますね」 「そうかね。どうやらまだ君は、『自分』ということをよく分かっていないらしいな」 「『自分』、ですか」
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