第1話

3/10
前へ
/20ページ
次へ
母『未来(みく)起きなさい!』 「はぁーい…」 眠たい目を擦りながら、制服を片手に一階に降りる。 母『ゴメンね!お母さん、もう仕事行かなきゃ遅刻しちゃう! 朝ごはん作っといたから、食べて学校行ってね!』 それだけを言い残すと母は家を後にした。 私の母はシングルマザーで女の手一つで育ててくれた。 ちなみにお父さんは誰か分からない。 愛情をいっぱいにして育ててくれた母に私は感謝している。 お兄ちゃんがいるけど、他県で大学の寮生活。なかなか実家には来れない。 「おっと!こんな話していたら スクールバスが来ちゃう! 早く行かなきゃ!」 朝食を食べ身なりを整えて 戸締まりして、バス停へ!
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加