第2話

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もちろん、俺をイジメた奴等と顔をあわせる事になる。 この曇り空と同様 俺の心も鬱である。 「…はぁ」 相談無しに勝手に決められた転校。 …極力、誰とも関わりたくないし話したくもない。 …あ、学校あった。 現在、8時半。 転校の詳細が書いてある紙には 8時には来てくれと書かれていたので… …見事に遅刻である。 「…遅刻か」 この時間じゃ他に誰もいない。 けどこれがいい。 誰もいない方が気が楽だ。 …とりあえず…行くか。
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