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あの日以来俺は 昼は普通の男子中学生 夜は腐女子の姉と、 後から発覚した貴腐人の 母親とホモについて 語る生活が始まった。 そんな生活を初めていた ある日のこと 「くぅみぃちゃぁん!」 「なに?母さん新作のBL でも手にいれた?」 いつにも増してテンション が高かったのでひょっと したらお気に入りの作家 さんの漫画でも買ってきた のかと思って聞いてみると 「はい!これ~」 そう言って渡されたのは 県内、いや、国内で ちょう有名な某進学校の パンフレットだった。 「なにこれ?」 「あらやだ~、玖美ちゃん がいく高校よ!」 語尾にハートマークでも付いて いるんじゃないかと 思うほどハイテンション が、そんな母親に 構っている暇はなかった
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