【第一話】変わらない日常

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あさみは中学の部活が同じで仲良くなった。 部活はバスケ部で、バスケの練習もたくさん一緒にやったし、それ以外もずっと一緒だった。 そしてあさみには好きな人がいる。 それは中学からずっと好きな、浅尾って同級生。 高校は同じだけど、クラスは違う。 よくあさみは浅尾のことになるとモジモジするから、すぐ分かる。 私があさみが口を開くのを待っていると、 「今週の…試合、ここであるんだって。観に来てって…言われた」 顔を真っ赤にしながら話すあさみ。 それが凄く可愛くて応援したくなる。 「ウソ!?やったじゃん!観に来てって凄い進歩!」 「うん!本当、緊張した…」 「でも頑張ったんだね」 「綾が来ないからね!」 「ごめんって…」 「しょうがないから許す!でも今週の土曜日は私に付き合うこと」 「今週?」 「…浅尾君の、試合…一緒に行くの!」
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