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「…何時って?」
「馬鹿!あんたの目覚まし、何回鳴ってると思ってんのよ!早く用意しな!」
「何の…用意?」
ピキっ
私の発言を聞いた瞬間、お母さんの眉間にシワが入ったのが分かった。
お母さんは今日一番の大声を出す。
「学校だろーが!!」
多分、近所には丸聞こえ…
でもお母さんの大声でやっと状況が把握出来た。
「あ!今何時?…え?もうこんな時間?もう!何でもっと早く起こしてくれなかったの!?」
ベッドから飛び起きて、洗面所にダッシュする。
後ろから私に対しての暴言が聞こえるけど、今は聞いてる余裕もない。
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