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「か、彼女…あの子でしょ?」
蓮の後ろを目で見る。
私の行動を見て不思議そうにしながらも振り返る蓮。
そして、また「はぁ?」と言った。
後ろにいた女の子は目を見開き、私達を見ていた。
「私のせいで、仲悪くなったら…ごめん。本当…何も考えないで、」
「ちょっと待った!」
俯いてオロオロしている私に、待ったをかけた蓮。
蓮を見上げると、さっきよりも更に眉間にシワが寄っている。
「俺、彼女いねぇけど。あれ、マネージャーだし」
………………?
今、なんて……?
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