第0章_逃げるあて

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次の瞬間、大きな轟音と揺れがきた。 部屋にあるパレットや、パレットナイフが崩れ落ちる。 揺れがおさまったあと、ドアの小窓から外を覗いた。 そこからみえたのは、『青い巨人』が… 学校を壊している光景だった。 『青い巨人』は逃げ遅れた生徒の頭を、光線で貫いた。 途端に吐き気がこみ上げ、外をみることをやめた。 その時、携帯がなった。 携帯の画面には、『七瀬 拓真』と表示されていた。 咄嗟に電話に応答する。
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