7/51
前へ
/231ページ
次へ
「…そうか…」 「…うん…」 「明日は、眼鏡していくのか?」 大崎君は、戸田さんの話ばかり… 「どっ…どーしたのっ?急にっ」 まるで酔っぱらいが軽く絡んでくるみたいな勢い… 「……どーもしねぇよ」 お皿のマグロを口に頬張って噛みながら空になったお皿をジーッと見ている 「…最近、話さなくなっただろ、前は寝そうなとこ電話で起こしてまで聞かせてきたくせに」 ‥‥‥そうだったね 戸田さんの話を一番話しやすかったのは 大崎君だった でも今は……話したくないよ だって、あたしは… 「‥‥‥ごめんね」 「何を謝ってんだよ?話したくなるよーな事がなきゃ、別にいいよ」 そう言った大崎君は優しく笑っていた あたしが戸田さんと うまくいく事を応援してくれているの? あたしが戸田さんと うまくいっても… ………いいの?
/231ページ

最初のコメントを投稿しよう!

57人が本棚に入れています
本棚に追加