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「でも、あたしが傷付いて悲しんでいる時に心の支えになってくれていなかったんだからね!」 …確かに、そうだね 「ね、戸田さんて何歳だっけ?」 「28歳だったかな」 「…よし!今日の飲み会、あたしも行くよ!男の心理が全くわからないんだもん。プロポーズの返事、保留してるから、参考意見聞きに行く」 …ほぇっ? そ…それは…どうかなぁ? 二人きりになりたくないあたしにしては、好都合かもしれないが… いきなり、戸田さんって… 「…実はね…」 あたしは、戸田さんと二人きりになる事に躊躇いを感じている事を伝えた その話だけで勘のいい理央は、あたしの言いたい事をわかってくれたらいいのだけど…
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