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翌日、いつも通りの時間に目が覚めたあたしは朝食の定番であるトーストがない事に気がついた
昨日、帰りに買わなきゃと思っていたのに忘れたのだ
仕方ない、買いにいくか
あたしは、長袖Tシャツとスウェット生地のマキシスカートという服装で、近くのコンビニに行くことにする
髪は・・・軽くブラシをかけて、眼鏡は・・・コンビニだし、いらないや
コンビニは小学校の前を過ぎてすぐのブロックにある
少し風が冷たい中歩いて小学校前まで来ると、校庭では少年野球の試合が行われていた
カキーンとかって、好きな音だなぁ
青春って感じで
そのまま通りすぎようとしたら
「千草おねーさーん!」
へっ?『千草おねーさん』?
キョロキョロ見回すと、野球少年達が手を振ってくれている
「え~、君たち野球少年だったのかぁ」
「僕たちはまだ選手になれないから、応援だけだけどね」
鼻血のチーム今村君だった
少し近付いて行ってみる
普段着でランドセル姿よりも、少年達が男の子らしく見えて
なんか微笑んでしまう
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