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「友達と飲み会してて、俺は明日も早いし帰ってきたら、若い女性が歩いているじゃん、こんな時間に。街灯で照らされた姿見たら千草さんに似ていたから」
ひとしきり笑い終えてから
戸田さんはあたしの隣を歩いていた
夜でよかった~という位、あたしは緊張していて目を合わす事も出来ず話を聞いて相槌をうっていた
「・・・朝しか会えないから、どうしようかと思っていたんだ」
戸田さんはあたしに気が付いてくれていたんだ、一応は
「貰ったメアドにメールしようかと思ったんだけど、なんて送ればいいか分かんなくて」
それは、あたしも同じ
返事来なかったりして、とか思ってみたり
「返事来なかったりして、とか思ったり」
・・・同じだ!
「電話もさ~」
いつなら都合がいいか、時間帯が難しくてかけられないでいた、あたし
「出てくれなかったら凹みそうで」
「クスッ」
あっ、しまった
笑ってしまった
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