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『・・・佐久間ぁ』
「なあに?」
大崎君と話しているうちにだいぶ気持ちは落ち着いてきて
やっぱ大崎君はすごいなぁとか思う
『金曜、なんで断った?』
「金曜?」
『そいつに金曜に誘われたんだろ?』
え?だって、金曜はいつも大崎君と食べ歩きしてるから・・・・
「約束、大崎君としてるし・・・」
『ふぅん・・・ちょっと電話切って待ってて』
小さくため息をつくと、電話は切れてしまった
あたしはまだまだ話し足りなくて
電話を切られた事に軽く凹んだんだけど
時計を見てギョッとした
日付が変わりそうになっている
明日とか休みだからいいけど、あまり電話に付き合わせちゃ迷惑だよね
もう、お風呂は明日の朝にしようとパジャマに着替えていたら
携帯が鳴った
大崎君かなっ
と思ったら、着信は理央からだった
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