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あたしはどうやら墓穴を掘ってしまったようで
逃げるようにその場から逃げて、お茶出しを済ませてしまうと
給湯室で、冷や汗を拭った
今まであまり仕事の話以外をした事がなかったから
営業さんと世間話をしただけで軽く緊張してしまう
ネクラだと思われているんだろうな、と思いながらも
一歩が踏み出せない
松木さんの隣で静かに世間話に耳を傾けているのがやっとだった
デスクに戻り、仕事に集中する
会議が集中する日だから気を抜けない
ランチになったら松木さんに噂の話を聞こう
大崎君も、いつの間にか出勤していてデスクに置いておいたお茶を飲んでいた
松木さんが教えてくれなかったら大崎君に聞こう
あ。
大崎君と目が合った
なんか嬉しくてニコッとしたら
ナゼか大崎君は顔を真っ赤にして
そっぽを向かれてしまう
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