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「佐久間の花柄おパンツが見えたかもな、お宝映像だ」
背後から同じ部署の営業、大崎慎也が口を挟みながら隣に座る
「そーゆーこっと」
理央がピンポーンと人差し指をあげて、箸を置きお茶を飲んだ
「見えないでしょ、そんなんで」
「見えなくても、千草の太ももは膝上15センチくらいは見えてたかもな」
うんうん、と頷きながら理央は大崎の小鉢にある漬け物をつまむ
「・・・気を、つけます」
そこまでは考えなかった
まあ、今朝のような事はそうそう滅多にある事じゃないだろうし、ね
午後からの仕事をこなしながら
あたしは体育教師の事を考えていた
毎朝通っていたのに、気が付かなかった
今朝だけ、生活指導か何かでいたのかな
今日は月曜日・・・また明日、いるのかな
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