始まりは唐突に

2/7
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/356ページ
「めんどくせぇ…」 「バカ!ええから逃げろって!」 「むぁてごるぁぁぁぁ」 いきなり逃走から始まるとか作者はバカなの?いきさつとかから書けよ…てか名前紹介からと言うテンプレ無視かこのやろぉ などと呟いてる男は桜場裕貴 とにかくめんどくさがりである その隣で一緒に逃げてるのは友人の滝本尚哉 いや悪友か? とにかく二人はある人から逃げるとこだ こんなんでいい? 「いんじゃね?」 「何独り言いってんや、とにかく逃げろって!千葉ロッテ!」 おいおい…悪友よ、ネタ古いぞそれは死語に近いぞ 「わりぃ野球興味ねぇ」 「わかっとるわい!ええからはよ逃げ切るで!」 焦って関西弁って感じなんだろうがお前は関西人じゃないことはみんな知ってるとかつっこむのめんどくさいからほっとこ 「今日こそは許さないぞぉぉぉぉぉぉ貴様らぁぁぁぁぁ」 「ところでさ、何で俺も追われてるんだ?イタズラしたのショウだろ?」 「わかってないなぁ…ちゃんと裕貴の名前も入れてイタズラしたからに決まっとるからやろ(はぁと)」 気絶させてあの軍曹に引き渡してもいいかなこいつ 「あぁん!裕貴の心は読めてるで!気絶するまで殴ったらあかんで!」 ホントに読めたのかお前は…多少合ってる辺りが怖い 「んで、何やらかしたんだお前」 「あいつの下駄箱に消臭力いれといた」 なるほど、こいつにしては良いことしたな。 あいつ汗くせぇし 「まぁ液体だけだから靴びしょびしょやけどな!」 お前は何故ミスをするんだ 「とりあえず俺は戻る」 「捕まったら奥義使われるで!」 奥義とは『私の汗はフローラル』と言う言わば絞め技に汗臭さの二重攻撃であって、あれはもはや凶器の臭さ… 「まぁ任せろ」 「さすが////惚れちゃうぜ////」 お前、今日から阿部さんと名付けて近寄らなでいいかな? 「先生ー」 「さぁくるぁばぁぁぁ貴様からかぁぁ!」 「俺、さっき来たばかりで下駄箱もあいつに聞いて知ったレベルです。俺は無関係です。」 「なに!そうだったのか!なら滝本のみ鉄槌だな」 これで俺は無事クラスに帰れる 後ろで「裏切り者!もう抱き締めてあげないんだからな!」とか叫んでるがお前滝本って偽名で本名阿部さんだろ?軍曹に熱い抱擁されてこいよ阿部さん。
/356ページ

最初のコメントを投稿しよう!