第一章 止まない雨

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第一章 止まない雨

キャラクター紹介 小見吉一(おみよしいち)・・・主人公。天隠(そういん)流覇気道術継承者。口数が少なく生真面目な性格。 徳川吉宗・・・・・・第八代将軍。御庭番を創設し諸般の動向などを探らせる。『闇鬼(くろ)』と戦うため、小見を江戸に呼び寄せ御庭番裏庭(うらにわ)方となることを任じる。 爺・・・・・・・・・御側御用(おそばごよう)取次役大目付で吉宗に仕える老中達の相談役            加納久通・・・・・・老中の一人で紀州時代より吉宗に仕える。 銀駒(お駒)・・・・女御庭番。城下町での様々な情報活動を行なう。町では飯処『駒屋』の女将お駒。 源治親分・・・・・・町方同心見習い。威勢がよく向こう見ずな性格。現実主義者で物の怪の類(たぐい)を信じようとしない。 八太(はちた)・・・源治親分の手下でハチと呼ばれている。なぜかよく『闇鬼(くろ)』と出くわす。 獣火(けものび)・・人の手によって惨殺された獣の魂。殺された恨みを晴らすため人に憑依し無差別に襲い掛かる。 怪しく光る物体・・・小見が見える『闇鬼(くろ)』の姿。  謎の男・・・・・・・町外れの小屋で不気味な念を唱えている。
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