第2話

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初めて会社を 無断欠勤した 私はずっと布団に潜り込んでいた 食事もとらずに ベットから離れたテーブルに置いている 携帯から メールが届いた 短いバイブ音と 電話の着信を知らせる 長いバイブ音を 何回か聞いた でも 私はそれを取る気にはなれなかった 涙が枯れたかと思うほど 泣いて スッキリ出来たかと思えば ふと 想い出を辿ってしまい また涙が溢れてくる どうして こんなことに なってしまったんだろう
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