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「………う"~
呑みすぎた………」
私は気持ち悪さが駆け巡る体を
友人の直美に寄りかかりながら
街路樹の並ぶ道をおぼつかない足取りで
歩く
「ちょっと
あたしの肩に吐かないでよ!
もう少しで
タクシー乗り場だから
我慢して」
「ん"ー
直美………ごめんねぇ………
……っひっく」
「ちょっと
泣かないでよ!こんなとこで!
ほら
しっかり歩いて!」
いつものように
厳しい口調の直美だけど
何だかんだと言いながら
私のことを心配してくれているのが
よく伝わってくる
だって
こうして私の
悲しみを癒す酒……
いや
悲しみをまぎらわす酒に
付き合ってくれて
話を聞いてくれたんだから
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