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――大切な話?
ドキッとした。
わたしを好きだって言ってくれている越中先輩が、大切な話をわたしにしようとしてくれてた。
――それは、まさか……告白……?
「私は、悩んで……。でももうメールは開いちゃったし、雫ちゃんに連絡するのも、――いやだったの」
自分の好きな人が、後輩に告白するかもしれない。
それを知った時、わたしだったらどうしただろう。
同じことはしないかもしれない。
でも、つらい気持ちは変わらないと思う。
それで、――付き合われたら……。
仕事もやりにくくなる――。
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