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中から乱されていた時とは違う感覚に苦しさが募る。
「なに――あっ……待って、ま……っっ!」
痛いんじゃない。
刺激が、わたしの中で暴れて狂いそうになる。
「待って、待ってくださ……ぃ!」
荒くなる息にを抑えようとすると、苦しくなる。
「声、だして――」
そんなこと言われても――。
まだ恥かしくて。
首を振って抵抗しても、何かが溢れて身体も心も苦しくなるだけで――。
「我慢しないで」
それは、声を?
それとも体のなかから込み上げてくるものにたいして?
そんな疑問もすぐに考えられなくなる。
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