3196人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「オオカミさん……っっ!!」
自分の泣きそうな声が情けなくて。
「怖くないから」
オオカミさんの唇が触れたのがわかる。
「だめ、です!」
抵抗したいけど、腕を上げることもできない。
太ももの下に回ったオオカミさんの腕。
息が、敏感なところに触れてる。
「オオカミさん――」
「巽。だよ」
オオカミさんの舌が敏感になってるところに触れる。
「ーッ、た――つみーさ…ぁ…ンッ!」
やめてと、言いたいのに。
初めて感じる感覚。
身体が、震える――。
最初のコメントを投稿しよう!