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彼ら生徒会一同がドタバタやっている中生徒会室のドアがノックされる。
「すいませーん。シャッツ君が平家君を弄ってて運動場が穴ぼこだらけになりそうなので止めてくれませんか?」
今生徒会室に入ってきた青年の名は島村和樹。温厚冷静な性格で体格と顔も割と整っているのでカオス学園の中では相当な優良物件として女子の中でささやかれている逸材である。
「そうか。なら棒振庶務を派遣して止めさせる。島村報告感謝する」
「いやぁ。このままだとサッカーするときに困るのでお知らせしただけです。それじゃお願いしますね高崎会長」
「ああ」
和樹が生徒会の扉を丁寧に閉めた後愁時は黒塗りの携帯を取り出し生徒会庶務の減少に電話をかけ始めた。かけ始めて3コールほどしたときに通話が開始される。
『減少庶務かい?』
『俺の携帯にかけたんだから俺以外の選択肢は存在しねえよ』
『それもそうだね。じゃあ減少庶務に仕事を言い渡す』
『仕事か』
『ああ。現在運動場で平家相談長とシャッツが暴れているらしい。このままでは運動場が使えなくなるとの通報を受けた。速やかに現場に急行して鎮圧しろ』
『了解したぜ』
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