1人が本棚に入れています
本棚に追加
10分ほどして、電光掲示板に109番と写し出された。
改札の方へ行くと、受付の女の人が話しかけてきた。
受付「ようこそソラへ。ここではソラでの生活の説明をさせていただきます!」
亮賀「ソラ?」
受付「はい!ソラです!」
亮賀「あのー…ソラってなんですか?」
受付「ソラとは生の世界の呼び名で天国です」
亮賀「あー天国ですか。なんかルールとかあるんですか?」
受付「ルールというものは生きていた時となんら変わりはありません!ただポイントの貯め方だけは教えたいと思いまして」
亮賀「ポイント?」
受付「はい!ポイントとはあなたがまた生の世界に戻るために必要な物です!」
亮賀が驚いた。
亮賀「生の世界に…戻れるのか!?」
受付「はい!ポイントが貯まれば!」
亮賀「教えてくれ!」
受付「ポイントはソラで善い行いをしたときに貯まります。人に感謝されたり、些細なことでもポイントは貯まります!」
亮賀「俺の目標ポイントはいくらかわかるか?」
受付「あなたは…19歳で死亡。復活回数が0回なのでざっと3万ポイントですね!」
亮賀は少し落ち込んだ。
亮賀「3万…途方もねえ数字だな…」
受付「19歳ということで大学、専門学校が選べますがどうしますか?」
亮賀「ソラに大学や専門学校があるのか!?」
受付「はい!おそらく生の世界とはなんら変わりない世界です!」
亮賀は嬉しかった。また生活ができることを心から喜んだ。
受付「あなたの学力ですと…はい!近くの真空大学をお勧めします!学力は高めです!」
亮賀は万能的に勉強も運動もできた。心臓病さえなければ。
亮賀「じゃあそこで」
亮賀はワクワクしていた。
最初のコメントを投稿しよう!