第1話 異国の地へ

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出口ぼーっとしていると次の便で到着したであろう人波がやってくる。 一時間ほどひたすら紙のメッセージボードを探し続けたが自分の名前らしき人は見当たらない。 途方にくれ辺りを見渡す。 公衆電話らしきものがあるのを発見! しかし…現地通貨を持っていないため、当然小銭もない。 換金は現地に着いてからで良いと出国前に同僚に聞いていたため準備も何もしていない。 途方に暮れ更に一時間が過ぎた。 人波が徐々に少なくなる。 本当に迎えは来ているのか? 不安が頭をかすめる。
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