第1話

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「まぁ、その馬鹿なことを言わなくなったら、少しは女の子に相手してもらえるんじゃねぇの?」 「酷いわ。 あなたってそんな人だったのね? もうあなたなんて知らない!」 体をくねくねしながら、オカマぶりやがって……だから、それがダメなんだって ほら、てめぇの声がうるさすぎて……周りにいる人たちがこっち、めちゃくちゃみてんだよ! とりあえず、この馬鹿を引っ張りながら ようやく俺らの教室まてきた……が、この教室、静かすぎねぇか? しかも、こいつは 「この扉を開くと俺たちのバラ色の高校生活が始まるんだな? ハァ……ハァ……玲音、楽しみだなぁ?」
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